2008-01-01から1年間の記事一覧

あそび(余りもの)が大切

「太陽のおこぼれ(余りもの)で地球上の生命が生かされている」という話を聞くと、みんな怪訝な顔をする。実際、地球上の生命は、太陽が『捨てた』エネルギーの余りものを0.02%活用して生かされている。生命とは、この『無駄』がなければ生まれてこな…

太陽からの手紙を読み解く

太陽光には不思議な力が宿っている。散歩中には、アイデアがよく浮かぶものだ。かのトーマス・エジソンは太陽のチカラを大変重要視していた。エジソンは、太陽のエネルギーを得るために、自宅を改造し、太陽を追尾する回転式住居に住んで、発明に没頭してい…

自然への回帰

自然(本来の水・本来の空気・本来の光)への回帰・・・汚染された水・空気・光が健康を脅かす時代を迎えている。 水の質・・・水のPHが極端に変わってしまえば、その水を我々はけっして飲むことはできない。かつて水道水の汚染は、トリハロメタンに代表さ…

現代の洞窟生活

無自覚な洞窟生活からの脱出・・・。 人工光と太陽光を単に「明かり」という視点から捉えると、ものが見えさえすれば「どちらでもよい」となってしまう。 現代人は往々にして、五感ではキャッチできない信号を含む(生体リズムのスイッチをオンにする)特別…

太陽光という最高の栄養素

当たり前すぎて、つい見過ごされがちだが、水・空気と共に、人間にとって最も重要な栄養素の一つが太陽光である。近年、水道水の汚染問題は、浄水技術の進歩によって、より安全な栄養素として供給できるようになった。また、空気汚染についても、空気清浄器…

可視光的思考に偏りすぎた社会

太陽光線は、可視光線と不可視光線の両方で成り立っている。(※不可視光線には太陽風やニュートリノなども含まれる) 我々の社会の一大特徴は、五感でキャッチできる、すなわち目で見え、触れて感じ、数値に表れるものに絶対的信頼と価値を置くことが前提の社…

減点方式と加点方式

減点方式と加点方式という評価方法がある。体操競技もかつては10点満点の減点方式だったが、現在では加点方式で行われている。 これは太陽光線の評価基準にもそっくり当てはまる。昨今、紫外線を過剰に害悪視する太陽光に対する減点方式がそれである。しかし…

月刊MOKU5月号の驚き

しばらく休止していた 月刊MOKU から、突然に贈呈本が届いた。封を開けて、その内容にびっくりさせられた。 そこには『太陽』特集号とあったからだ。じつは、つい最近『太陽をこよなく愛する』ある方とのご縁をいただき、いろいろ自分でも『太陽』を勉強…

自動治癒改善装置

無尽蔵の蔵は、一方通行の大河の流れのようであり、また遍く地上に降り注ぐ太陽光の恵みのようでもある。 自然治癒力もまた、病気を癒すという方向へと、ただ一直線に突き進む力である。私たちができることは「それが働ける環境をよりよく整備すること」 た…

より良い世界をつくりだす

産経新聞4/28付梅田望夫さんの論説『信頼を呼ぶ英語圏の実名サイト』を読んだ。 フェースブックというシリコンバレー発未公開のベンチャーが、英語圏の35歳以下の若者たちを中心(※現在5千万人以上の会員数)にSNSの情報交換サイトを展開し、それが高く評…

はじめに関係性ありき

「はじめに言葉ありき」の言葉とは、信号という捉え方ができる。信号とは“発信する側”と“受信する側”を結ぶものなので、“関係性”がより根本にあって世界が開かれたと捉えた方がいいような気がする。関係性(相互作用・コミュニケーション)によってすべてのも…

ホメオスターシスの完全性

適応し切れない種がワールドを一変させた…。これが複雑系における進化の実相である。シアノバクテリアという微生物が30億年前に、『わたしは○○ではない!』と宣言したことによって、従来の嫌気生物のワールドが一変し、今私たちが住む好気生物のワールドが…

光の完全性

埼玉で20年以上、光線療法を実践・普及されているUさんとお話しする機会があった。薬剤師であるUさんは、代替医療についても造詣が深く、以前講演会でお話していただいたこともある。そこで、光線療法によって、現代医学では治癒困難な難病が、しばしば…

太陽光線という無尽蔵からのヒント

オゾン層というフィルターを通過して地上に届く太陽光線には、なんと何十万種類という波長の異なる電磁波が畳み込まれているという。植物の光合成に代表される太陽光線の恩恵は生命にとっては測り知れないくらい大きい。また、近年紫外線の害が強調されてい…

オープンソース現象は「無尽蔵の蔵」からの流入…

地球環境と生命の歴史を振り返ると、両者が密接に関わりあいながら環境を作ってきたことがわかる。(※「自己創成するガイア」森山茂/学習研究社より)ある閾値を越えると風景がガラッと変わってしまうのが世界の本質である。森山氏の本によれば、30億年前…

開かれたコミュニケーションが創造の源

正しいアンテナ(回路・周波数、チャンネルを合わせる)を立てさえすれば「無尽蔵の蔵」から流入が起こる。そこから新しい発見・アイデアが生まれる。これが創造の大原則であり生成発展する動的宇宙の実相である。糸井重里・池谷裕二両氏の対談著書「海馬」の中…

自然治癒力は“世界最高の名医”

この名医は、すべての人に平等に備わっている。60兆個の細胞の隅々にまで遍在し、からだにマイナスとなる要因に対しては執拗なまでに抵抗し、元の健全な状態に戻そうとする。また、24時間休みなく働き続け人間の力(科学の力)で同じものを造ろうとしても絶対…

自然治癒力と万能薬〜万能薬でない方が矛盾〜

現代医学は人間機械論(機械の部品の修繕・取替え)を前提に様々な治療を行っているのだが、ほとんどのドクターは、医者や薬が治すのではなく「自然治癒力が最終的には身体を元に戻す」ということを知っている。自然治癒力は、からだの“どこそこの部位”にだけ…

iPS細胞にみる相転移の兆候

山中伸弥教授が作成に成功したiPS細胞が、全世界の研究者に配布されるというニュースは大変素晴らしいことだと思う。倫理的な観点からES細胞には、猛反対していたブッシュ大統領も、山中教授と同着でiPS細胞作成に成功しているウィスコンシン大の研究チー…

ウェブ2.0的ビジネスモデルの実行

バイオテクノロジーの最先端技術の栄養補給食品をMLMで展開するMannatech社が、いよいよウェブ2.0的ビジネスモデルを日本でも導入するようである。生化学の細胞生理学に則った、栄養療法の方程式では、身体の器官によって細胞が入れ替わる速度は異なり、…

遺伝子の完全性

自然治癒力が完全性を持つように、遺伝子も完全性を持っている。最近の報告によれば、遺伝子はONかOFFの違いだけで、人間であれば誰でもほとんど大差はないといわれる。つまり、健常者も病気の人(障害を持つ人、天才も凡人)もである。しかし、現状、明…

遺伝子と糖鎖

「すべては遺伝子の中に書き込まれている…」これは事実である。しかし、遺伝子のA・T・C・G4つの文字だけでは、生体内の情報は到底書き切れないことがわかっている。ではこの書き切れない膨大な情報を遺伝子はどのように処理しているのか?じつは、遺伝…

難病指定疾患でも治癒を諦めない

現代医学では治癒が困難といわれる難病治療も、真剣になって探せば、けっして諦める必要はないというのが実感である。現に、代替医療の先進国であるアメリカでは、西洋医療がサジを投げた難病や奇病、そして心身障害者に至るまで回復した事例がたくさんある…

難病といわれる123の特定疾患

指定疾患という病気は現在「123」もあるのだという。一般には、「難病指定」という呼び方がされているので紛らわしいが、実際、治癒が困難な難病の数はもっと多いということになる。以下は、ウィキペディア(Wikipedia)から引用させてもらった特定疾患の定…

信頼できるサプリメントの5大条件

日本予防医療推進研究会のホームページには、次のようなサプリメントに対する信頼性の基準が示されている。ぜひ参考にして頂きたい。いずれも重要だが、特に最後に書かれてある「わが国では2社のみ、この基準をクリアしている」という点に着目してほしい。 …

通常の「がん検診」では手遅れ

がん検診で早期発見することが、果たして本当に予防なのか?知らぬが仏(リラックス)⇒一転ストレス(緊張と恐怖感)という逆効果も「がん検診」によって想定されるシナリオである。しかも、PETやMRI、CTスキャンという大掛かりな検査機械によって検査されるがん…

ボランティア2.0が具現化する時代

ビル・ゲイツ氏やウォーレン・バフェット氏が巨万の資産の大半をボランティア財団に寄付したニュースが象徴するように、時代の潮流は明らかに変わりつつある。テキサスのコッフェルという所に、非営利ボランティア団体「マナリリーフ」を運営するサム・キャ…

全米トップ20の名医 ベン・カーソンの奇跡

1987年ドイツで、バインダー・シャム双生児の頭部接着分離手術を成功させた医師ベン・カーソンは、その後も数多くの命に関わる手術を成功させてきた名医である。ところが2003年に、今度は自身が前立腺がんになっってしまったのだ(余命三ヶ月の宣告)。…

糖鎖工学と糖鎖栄養療法の違い

わが国で糖鎖栄養療法が伝わりにくい背景に、糖鎖栄養療法と糖鎖工学が別のものであるという認識がドクターにもできていないという点がある。あるドクターは、「M社の糖鎖がそんなに素晴らしいものなら、保健医療の一貫として製薬メーカーが作っているはず…

オープンソース現象は生命の法則

梅田望夫氏がいわれる「インターネットのあちら側」の論理と、我々が住む「リアル世界」の論理は、根本的に異質の論理構造でできているという視点は斬新であった。「オープンソース現象」という大企業のテクノロジー開発を凌駕するテクノロジーがその他大勢…